ラジエーションハウス 第10話

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ラジエーションハウス 第10話のあらすじです。

出勤途中の唯織(窪田正孝)のもとに、放射線科の世界的権威である恩師・ピレス教授(Dutch)からメッセージが届く。人工知能を使った読影補助ソフトを開発することになったピレスは、そのメンバーに唯織を迎えたいと考えていた。
鏑木(浅野和之)は、辻村(鈴木伸之)の父で、麗洋医科大学病院教授の辻村丈介(名高達男)から系列病院の院長を任されたことを家族に報告する。妻の聡子(梅沢昌代)と娘の加奈子(丸川ゆい)に、給料も倍になるから3人でハワイ旅行に行こう、と嬉しそうに話す鏑木。

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そんな折、ラジエーションハウスに杏(本田翼)の父親で、元院長の正一(佐戸井けん太)が突然現れる。正一がうつ病の状態だと知る小野寺(遠藤憲一)やたまき(山口紗弥加)らは、努めて明るく彼を出迎える。
同じころ、辻村は、嶋田茜(西原亜希)の1歳8ヵ月になる息子・光の診察をしていた。骨折の疑いでレントゲン検査のオーダーを受けた裕乃(広瀬アリス)は、赤ちゃんの検査にしり込みし、軒下(浜野謙太)に助けを求める。そこで、3ヵ月前にも右上腕骨骨折の疑いで光の検査をしたことを思い出すたまき。検査の結果、光は鎖骨を骨折しており、虐待の疑いが……。

鏑木は、院長の渚(和久井映見)に辞表を提出する。院長室を後にした鏑木は、椅子に座っていた正一に気づいた。正一も鏑木に挨拶しようと立ち上がるが、そのとき突然頭痛に襲われ、倒れてしまう。
https://www.fujitv.co.jp/radiationhouse/story/index10.html#galleryから引用

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ラジエーションハウス 第9話

ラジエーションハウス第9話のあらすじです。

唯織(窪田正孝)は、病院内で意識を失って倒れ、エスカレーターから転落した杏(本田翼)に駆け寄る。杏は、エスカレーターを転がり落ちた際に頭部を強打しており……。
同じころ、甘春総合病院に、大物政治家の安野将司(中村梅雀)が極秘入院することになった。辻村(鈴木伸之)の父親で、麗洋医科大学病院教授の辻村丈介(名高達男)が、鏑木(浅野和之)に依頼したのだ。安野は、政治資金に関するスキャンダルから逃れるために1週間ほど身を隠したいのだという。丈介は、辻村を安野の主治医にするよう、鏑木に頼んだ。
ところがその矢先、安野が甘春総合病院の裏口で、ゴルフスイングのまねごとをしている写真が週刊誌に掲載されてしまう。記事には「偽装入院」などという文字も踊っていた。押し掛けてきたマスコミに、出勤早々囲まれてしまう裕乃(広瀬アリス)や小野寺(遠藤憲一)、たまき(山口紗弥加)らラジエーションハウスの面々。一方、記事に激怒した安野は、何かしらの入院理由をつけてすぐにでも発表するよう、鏑木と辻村に命じるが……。
https://www.fujitv.co.jp/radiationhouse/story/index09.htmlより引用

今回出てきたスキルス胃癌について説明します。
スキルス胃癌とは、胃がんの中の一つのタイプを指します。びまん性胃がんとも呼ばれます。胃がんの中でも10%ほどを占めるとされているものですが、なかでも予後が悪い傾向にあるがんとして知られています。
また、スキルス胃癌は、女性や若い方にみられることも少なくないタイプのがんですが、初期の段階では症状がはっきりしないため診断が遅れてしまうこともあります。

一般的に胃がんの原因として、ピロリ菌という細菌の感染や喫煙習慣、食生活の問題などが挙げられることが多いです。
一方、スキルス胃癌は、さまざまな因子が関わることで生じると考えられていますが、遺伝子異常が発症に関与していることが指摘されています。具体的には、Eカドヘリンやp53と呼ばれる遺伝子などに異常が生じることが、病気の発症に関わるといわれています。

症状
スキルス胃癌では、以下のような症状が現れることがあります。
・食欲不振
・体重減少
・下痢
・胸焼け
・胃の不快感
など
その後、病気が進行すると吐血やタール便、下血などの症状が出現することもあります。そのほかにも、がん細胞が胃の壁を通り抜けて腹腔内にがん細胞が広範囲に広がってしまうこともあります。これによって腹水がたまり、腹部の膨満や呼吸困難につながることもあります。また、がん細胞が骨に転移することもあり、骨の痛みが生じることもあります。

検査・診断についてです。
スキルス胃癌を診断するためには、胃の内視鏡検査や胃のバリウム検査が行われます。通常の胃がんとは異なり、スキルス胃癌では胃の粘膜にはっきりとした局所的な盛り上がりができたり、潰瘍ができたりといった形態変化を示しません。
胃の壁に沿ってがん細胞が広がることから、胃が全体的に硬くなるため、これを内視鏡やバリウムで確認します。また、がん細胞の存在を確認するために、組織の一部を採取する生検検査を行うこともあります。
胃のバリウム検査ではコップ1杯のバリウムと発泡剤を飲んでもらい、体位や寝台を動かしながら検査していきます。
基本的にげっぷをしたらやり直しになります。
病気が進行すると、腹膜播種や骨転移などの状況が引き起こされます。これらの状態を確認するために、腹部超音波検査や腹部CT、腹部MRI、腹腔鏡検査、骨のレントゲン写真、CT検査などが適宜行われます。

治療についてです。
病変部位の完全な摘出が望める場合には、根治目的の手術療法が選択されます。また、症状緩和を目的として対症療法的に手術が選択されることもあります。
しかし、スキルス胃癌では必ずしも根治的な手術療法が選択できないことも少なくありません。
また、手術ができた場合でも再発することがあります。このような状況では化学療法が選択されます。具体的には、いくつかの薬剤が適宜組み合わされて使用されます。
スキルス胃癌は、診断時には広く病変が広がっていることも少なくはありません。そのため、治療方法の選択肢を確認し、納得のうえで治療に向き合うことが大切です。

ラジエーションハウス 第8話

ラジエーションハウス 第8話のあらすじです。

甘春総合病院に、けいれん発作で魚谷久美(稲垣来泉)という少女が救急搬送されてくる。唯織(窪田正孝)らは、久美のCT検査を行ったが異常は見られなかった。だが、別の日にMRI検査を行ったところ、二相性急性脳症の特徴的な所見である、脳が木の枝のように光る「ブライトツリーアピアランス」が見られ、入院しての治療が行われた。
杏(本田翼)は、久美への治療の効果を確認するため再度MRI検査を行うことを決める。その席で、杏が目も合わせてくれないことにショックを受ける唯織。それを知った裕乃(広瀬アリス)は、何故かモヤモヤした気持ちになっていた。一方、杏が唯織を気にしていると見抜いたたまき(山口紗弥加)は、「素直になれば?」と杏に告げるが……。

小児科では、久美の強い希望により、季節外れのハロウィンパーティーを行うことに。枕元に願い事を書いた紙を置いて寝るとそれが叶うという言い伝えもあることから、唯織や小野寺(遠藤憲一)たちも久美から願いごとカードを手渡されていた。
 
同じ頃、内科には腹部の痛みを訴えて受診した若井陽子(佐藤めぐみ)の姿があった。陽子は、アルバイトを抜け出して病院に駆けつけた夫の祐一(板橋駿谷)に、盲腸だと診断されたが「薬で散らせるから普通に働ける」と言って安心させる。久美は陽子にも願いごとカードを手渡していた。
そんな折、MRI検査を受ける予定だった久美が突然けいれんを起こし……。
https://www.fujitv.co.jp/radiationhouse/story/index08.htmlより引用

ブライトツリーアピアランスは初めて聞きました。
毎回勉強になるなと思いながら見ています。

ブライトツリーアピアランスを示す原因となる、けいれん重積型(二相性)急性脳症について以下に示します。

 けいれん重積型(二相性)急性脳症(英語名 AESD [acute encephalopathy with biphasic seizures and late reduced diffusion])は、突発性発疹やインフルエンザなどの感染症を契機に、けいれんと脳の傷害をおこす、日本で見つかった病気です。小児の感染に伴う急性脳症のうち、日本では最も頻度の高い型(急性脳症全体の29%を占める)です。典型例では初め発熱とともに長いけいれんが生じた後、意識が低下します。2日目には意識はいったん改善傾向となりますが、発病後4〜6日に2回目のけいれんが生じ、それに引き続いて再度、意識が障害されます。発病後3〜9日の脳MRI拡散強調画像で、特徴的な大脳白質の病変が認められます。神経学的後遺症が約70%の患者さんに残ってしまいます。
 罹患する患者さんの数は数千人、1年あたり新たに100〜200人が発症すると推定されています。
 また、日本の小児に特有の病気であり、生後6か月から1歳代での発症が最多となっています。

 明らかな原因は不明となっていて、発病のきっかけとして突発性発疹やインフルエンザなど、小児がよく罹る高熱のでる感染症があります。病気になりやすい素質として、複数の遺伝子の型があること、また特定の薬が病気を悪化させる可能性があることがわかっています。
そして、明らかな遺伝性はなく、いくつかの遺伝子の型が関係しています。
 突発性発疹やインフルエンザなどの感染症で発熱してから24時間以内に、けいれんで発症します。病初期のけいれんは、15分からときには1時間以上にも及ぶ持続時間の長いけいれん(けいれん重積といいます)であることが多いです。けいれんの止まった後、意識障害はいったん改善傾向になることが多いです。発熱後4〜6日ころに2回目のけいれん(短いけいれんの群発が多い)とそれに引き続く意識障害を呈します。回復期に無目的な運動(反り返りや手足を振り回す、口をもぐもぐさせるなど)を繰り返すことがあります。
 治療法としては、急性期にはけいれんを抑えて、全身の状態を良好に保つための治療が重要です。インフルエンザ脳症ガイドラインに準じて、ステロイドパルス療法や脳低体温療法なども試みられますが、有効性は確立していません。回復期以降はてんかんの治療と知的障害・運動障害に対するリハビリテーションを行います。
 また、神経学的後遺症(知的障害、運動障害やてんかん)を約70%の患者さんで認めます。運動機能の回復が知的機能の回復より良好であることが多いです。回復期以降にてんかんが発症することがあり、治療しても止まりにくいことがしばしばあります。
 最後に日常生活においては、神経学的後遺症の程度は患者さんによって大きく異なります。リハビテーション、抗てんかん薬の内服、定期的な検査などが必要となり、障害の程度によっては日常生活に観察や介助が必要となることがあります。
(急性脳症の全国実態調査 平成22年度 水口班研究報告より)

ラジエーションハウス 第7話

ラジエーションハウス第7話のあらすじです。

唯織(窪田正孝)がきてから変わりつつあるラジエーションハウスのメンバー。その日は、初めてひとりで当直をすることになり、不安で一杯の裕乃(広瀬アリス)。
しかも、緊急時に備えて待機するオンコール担当は軒下(浜野謙太)。頼りにならない軒下にさらに不安を覚える裕乃で……。
そんな折、乳腺外科に、軒下と中学時代の同級生だった蛭田真貴(松本若菜)と志朗(篠原篤)夫妻がやってくる。人間ドックで真貴の胸にしこりが見つかり、マンモグラフィ検査を受けに来たのだ。軒下と再会した真貴は、彼が卒業アルバムに将来の夢は医者と書いていたのを覚えていた。初恋の相手の真貴から、「夢を叶えたんだね」と言われ、本当のことが言えない軒下。
真貴のマンモ画像を読影した杏(本田翼)は、唯織にも意見を求め、悪性の疑いがあるため超音波検査が必要との診断を下す。
それを見ていた鏑木(浅野和之)は、杏は技師に甘えていると指摘する。技師には技師の役割があり、一線を越えることは、唯織の首を絞めることになる、というのだ。
再検査が2ヵ月後になると知った志朗は軒下に医者として検査を何とか早められないか、泣きつく。しかし、特別扱いはできないと答えるしかない軒下。
それでも諦めきれない志朗は、通りかかった唯織に声をかけ、事情を説明した。真貴は自分の人生のすべて、という志朗の言葉に強く共感した唯織は、杏に相談。
だが、鏑木の言葉を思い出した杏は、患者を救うのは医者の仕事だと返し……。
https://www.fujitv.co.jp/radiationhouse/story/より引用

放射線技師は医師ではないという劣等感を感じている人が多いように感じています。
しかし、技師の役目もドラマを見てわかるように病院の中で大切だと思います。
技師だからできることも多くあるので放射線の知識をしっかり学んでいくべきだと思います。

また、実際に起こっている検診難民について、今回は改めて考えさせられる回でした。
病院では待たされるイメージが誰にでもあると思いますが、早急に必要な検診がすぐに受けられないというのは、非常に不安なことだと思います。
そんな現実問題があるということがわかったのは、非常に大きかったのではないでしょうか?
これをキッカケに、検診難民が改善されることを願いたいですし、医療職者の1人として問題に向き合っていこうと思います。
また、検診事業の機能的・構造的問題を改善する必要があると思われます。

ラジエーションハウス 第6話

ラジエーションハウス6話の公式あらすじです。

唯織(窪田正孝)は、杏(本田翼)と辻村(鈴木伸之)がある小説の話で盛り上がっているところを目撃する。その小説とは、鏑木(浅野和之)が取材協力した医療小説だった。さっそくその小説を読み始める唯織。
同じころ、鏑木は、院長の渚(和久井映見)に会い、放射線技師の役割を超えた唯織の行為は医師法に抵触する可能性があり、憂慮すべき事態だと告げる。それに対して、唯織は技師としての所見を述べているに過ぎない、と返す渚。そこで、問題が起きた場合は渚が責任を取るという言質を得た鏑木は、軒下(浜野謙太)に接触し、唯織の行動を監視するよう命じる。
そんな折、公園で遊んでいて手すりから落下し、腹部を強打した女の子・沙里が救急搬送されてくる。腹部CTの依頼を受ける小野寺(遠藤憲一)や、たまき(山口紗弥加)たちラジエーションハウスの面々。CT画像を見た杏は、脾臓の出血を確認し、将来、傷口が目立たなくて済むように画像診断装置で患者の体の中を透かして見ながら治療を行うIVR<画像下治療>による止血を提案する。裕乃(広瀬アリス)達も沙里への負担が少ないIVRを期待していた。ところが鏑木は、IVRではなく開腹手術をするよう命じ……。
https://www.fujitv.co.jp/radiationhouse/story/index06.htmlから引用

主にIVRについての話でした。
IVRとはInterventional Radiology=インターベンショナルラジオロジーの略で、日本語では「画像下治療」と訳しています。文字通り、X線(レントゲン)やCT、超音波などの画像診断装置で体の中を透かして見ながら、細い医療器具(カテーテルや針)を入れて、標的となる病気の治療を行っていきます。
 IVRは、外科手術のようにおなかや胸を切らずに、体の奥にある臓器や血管の治療ができる方法です。そのため、患者さんの体への負担が圧倒的に少ないという特徴を持っています。
 また、医療器具を入れる穴も数ミリ程度と小さく、器具を抜いた後は縫う必要もないので(絆創膏を貼ります)、処置後の傷もほとんど残りません。
 1980年代に米国で始まった技術で、日本では80年代の中頃から広まり始め、今やIVRはさまざまな医療の領域で欠かせない存在となっています。
 治療できる範囲が非常に幅広いのも特徴です。私たちの体の中には10万キロに及ぶ血管と多くの管(消化管や尿管など)が張り巡らされていますが、IVRではこの血管や管の“迷路”を体の外から観察しながら、カテーテル(血管の中を通すチューブ)や針を走らせ、目標である病気の元に正確にたどり着けるからです。このため、体の負担は小さくても、IVRで対応できる病気は多いのです。
 そもそも血管を通るわけですから、血管の詰まりを治すことはお手のものですし、血管をたどって肝臓などの臓器に行くことで、抗がん剤を注入したり、がんの成長に必要な血液をがんに届かないようにしたりすることなどもできます。
 がんに伴う痛みもIVRが得意とするとことで、がんのせいで弱くなり痛みの原因となっている骨にセメントを注入して骨を強化するなど、痛みを根本から抑える治療を行うことができます。
 また、交通事故など救急の場合には一刻も早い止血が必要ですが、外科医がおなかを切って出血している場所を探すのは決して簡単ではありません。どんな名医でも、大量に流れる血液の中から出血場所を見つけるのは困難なことでした。
 IVRでは、造影剤(X線で流れが確認できる液体の薬)を流し、血液が漏れている場所、すなわち出血している場所を探します。それから、血管を伝って探し当てた出血部位までわずか1~2分でたどり着き、すぐに止血することができます。こうした例は、命を救うことに直接役立つ、IVRの最も得意とする領域の一つと言えるでしょう。
 IVRの治療は短時間で終わるものがほとんどのため、入院期間が短いという利点があります。一方で、短時間でもX線などの放射線診断機器を使うため、一定の放射線にさらされるのも事実です。これらは、IVRによる危険性と効果の関係から判断されますが、被曝(ひばく)の危険性については主治医の説明をしっかりと聞き、治療を受けるかどうかを判断していただく必要があります。
 最近の医療機器の進歩は目覚ましく、低い放射線量で診療ができるようになっています。
 医療費の問題を心配される方もいるでしょうが、IVRに使用する医療器具は重粒子線や陽子線などのようにものすごく高価な治療法というわけではありません。実際、がんに伴う痛みに対してモルヒネなどの薬で対処する治療の医療費と比べてもそん色はありません。
 IVRは、「ワルファリン」などの血液をさらさらにする薬を飲んでいる場合には、薬の服用を中止してその効果が切れてから、あるいはその薬の効果を中和してから行う必要がありますが、基本的には誰もが受けられる治療です。

またチームワークの大切さというのも改めて学びました。

ラジエーションハウス 第5話

ラジエーションハウス 第5話のあらすじです。

唯織(窪田正孝)は、杏(本田翼)からあるCT画像について意見を求められる。画像を覗き込んだ唯織は、杏との距離が近いことに照れてしまい……。
裕乃(広瀬アリス)は、威能(丸山智己)が遺体画像を見ていたことに驚く。実は威能は、CTやMRIを使って遺体の死因を究明するオートプシー・イメージング――通称『Ai』と呼ばれる死亡時画像診断のスペシャリストだった。鏑木(浅野和之)は、放射線科の受診患者増加などを理由に、Aiの受け入れを最小限にとどめようと提案していた。だが、院長の渚(和久井映見)は、Aiと解剖を組み合わせることは医療界全体の未来にとって必要だと考えていた。
そんな折、ラジエーションハウスに、公園で倒れているところを発見され、その後死亡が確認された美しい顔の少年・藤本直樹(南出凌嘉)のAi依頼が届く。第一発見者は直樹とキャッチボールするために公園に来たという弟の雄太(斎藤汰鷹)。救急通報をしたのは、藤本家の近所に住む少年・山村肇(小林喜日)だった。
辻村(鈴木伸之)は、心臓付近に擦過傷が見られたことから、胸骨の未発達な子どもの胸に衝撃が加わることで起こる心臓震盪の可能性に言及した。直樹は、上に向かってボールを投げてそれをキャッチしていた、という目撃情報もあった。だが、直樹の父母、勝彦(三浦誠己)と歩美(森脇英理子)は、小野寺(遠藤憲一)らの説得にも耳を貸さず、Aiを頑なに拒否する。周囲は虐待死を隠ぺいする為だと疑い始め……。
https://www.fujitv.co.jp/radiationhouse/story/より引用

僕自身医療職をしているので、死因推定などに法医学という分野があることは知っていましたが、AI(オートプシー・イメージング)という言葉と意味は今回初めて知りました。
そしてAIを行うことで、死因の特定だけでなく、虐待死の隠ぺいを防ぐことができることには驚きでした。
ただ、今回は説得しAIに納得してくれましたが、両親がAIを拒否してしまえば、結局は死因は特定できないまま、見逃されることになります。
そう考えると、AIの義務化は必要なのかもしれないと考えさせられました。

また、調べてみたところオートプシー・イメージング学会というものがあることを知りました。
以下にAIのガイドラインの一部を示します。
”Ai(オートプシー・イメージング=死亡時画像診断)とは、CTやMRI等の画像診断装置を用いて遺体を検査し、死因究明等に役立てる検査手法であり、死因情報について遺族や社会の「知る権利」を具現化するために必要不可欠なものである。またAi情報は、遺族や社会の知る権利を満たし、死因情報開示に対する社会的要請に応えるため、原則として遺族や社会に開示されるべきである。
Aiは、死因究明だけでなく、小児医療の向上、児童虐待の防止、在宅医療等高齢者医療の向上、犯罪の見逃し防止、被災者の身元確認など様々な社会的課題への対応にも有効な方策としてその実施が求められており、本ガイドラインにおいて、Aiを実施すべき対象(目安)を定めることにより、これらの課題の克服が一層推進されることを期待する。
Ai報告書及び鑑定書は、事実に照らし適正に作成される必要があるため、Aiの診断能力を有すると認められた画像診断専門医等の医師によって作成されるべきである。”

今後Aiがどのように医療、刑事の分野で活躍するか注目していきたいと思います。

ラジエーションハウス 第4話

ラジエーションハウス4話の公式あらすじです。

“唯織(窪田正孝)は、杏(本田翼)と偶然出くわす。杏は、友人を誘って飲みに行った帰りだった。公園で杏を介抱した唯織は、彼女が、以前股関節痛と診断した男性患者のことを気にかけていると知る。
画像所見と血液検査の結果が合わないからだった。杏の力になろうと早速動き出す唯織。
あくる日、甘春総合病院に、ロックバンドでギターを弾いている大学生・坂元美月(山本舞香)がやってくる。美月は、右肩の痛みを訴えていたが、検査をしてもその原因は特定できなかった。
それを受け、整形外科の辻村(鈴木伸之)は、しばらく様子を見ると美月に伝える。診察を終え、慌ててバンドの練習に向かおうとした美月は、病院の廊下で裕乃(広瀬アリス)とぶつかる。
その際、落ちたスマホ画面から、美月がある曲を聴いていたことを知る裕乃。
その曲は、高校時代バスケットボールに打ち込み、全国大会を目指していた裕乃にとっても、それは大切な、そして苦い思い出の詰まった『FLY AGAIN』と言う曲だった。
裕乃は、プロデビューするという夢こそ破れたものの、大好きな仲間たちと行う最後のライブを成功させたい、と願う美月に、かつての自分の姿を重ね合わせる。
そんな折、唯織は、患者の情報を盗み見たことを鏑木(浅野和之)から叱責されるが……。” 
https://www.fujitv.co.jp/radiationhouse/story/より引用

予定よりも広範囲で撮影する広瀬などから、直感はすごく大切だと改めて学びました。
トリミングも画像を見やすくするためには大切なのですが、それ以上に患者の痛みや症状の原因を発見することの方が大切です。
実際、自分自身も直感が医療現場に限らず、大切だと感じる経験が多いので直感や患者をよく観察することの重要性について再認識しました。

第4話はチームワーク(周りに頼る)大切さ、気胸発見などについての話でした。
また、広瀬は高校時代バスケットボールで全国大会を目指していて、坂元が聞いていた『FLY AGAIN』は、大切でもあり苦い思い出の曲でした。
man with a missionの曲である『FLY AGAIN』はドラマ中にも流れていましたがとても良い曲です。
人気アーティスト数No.1の音楽聴き放題のサービスであるdヒッツではman with a missionの他色々なアーティストの曲を聴けるので是非聞いてみて下さい。しかも初回31日間無料お試し、いつでも解約OKというサービスをしています。

また、ラジエーションハウス1話~最新話はFODプレミアムで見逃し配信しています。他のフジテレビドラマも配信される可能性が高いです。初回1ヶ月無料で1ヶ月以内に解約すれば無料です。





ラジエーションハウス 第3話

ドラマ「ラジエーションハウス」3話の公式あらすじです。

“唯織(窪田正孝)は、甘春総合病院院長の渚(和久井映見)から、放射線科医として働く気はないのか、と問われる。しかし唯織は、医師免許を取ったのは放射線技師として働く上で病気について深く知った方が良いと思ったからだと言って断る。放射線科医とタッグを組めば最高の診断ができるはず、と続ける唯織。その思いを受け止めた渚は、技師として働く以上、周囲に医者であることがばれないように、と釘を刺さした。
ラジエーションハウスの技師長・小野寺(遠藤憲一)は、妻から離婚を突きつけられていたが、それを拒否し続けていた。膝の痛みを訴える少年・健太郎(石田星空)のレントゲン撮影を行った際、離婚したら会えなくなるかもしれない息子のことを思い出す小野寺。辻村(鈴木伸之)とともに健太郎のレントゲン画像の読影をした杏(本田翼)は、成長痛の可能性があるとしてしばらく経過を見ることにする。
一方、唯織と裕乃(広瀬アリス)は、MRI検査にもかかわらず携帯電話を手放そうとしない富恵(宮田早苗)に手を焼く。閉所恐怖症だという富恵は、携帯電話に保存してある愛犬の写真を見せ、一緒じゃなければ入れない、と騒ぎ立てた。そのとき唯織は、かつて杏が捨て犬の手当てをしたことを思い出す。杏がそのときのことを覚えていれば、自分のことも思い出すかもしれないと考える唯織。
富恵は、威能(丸山智己)の機転によって無事にMRI検査を終える。ところが、その間に表につないであった富恵の愛犬が逃げてしまうトラブルが発生。唯織は、後を追って無事捕獲したものの、犬を連れ去ったと疑われ、部長の鏑木(浅野和之)から叱責される。実は富恵は、鏑木が研究費を支援してもらっている金田製薬の会長夫人だった。
健太郎に会った杏は、成長痛のことを話し、心配しないよう伝える。そこで健太郎は、母子家庭で、仕事ばかりしている母・美佐子(中越典子)に構ってほしくて大げさに痛がったことを打ち明けた。杏は、そんな健太郎に「お母さんはどんなに忙しくても、健太郎くんのことを一番大事に思っているはず」と話す。
検査を終えた健太郎は、美佐子とともに病院を出てバスを待っていた。ところがそこで、美佐子が激しい腹痛に襲われて倒れ……。” https://www.fujitv.co.jp/radiationhouse/story/より引用

主にデンスブレストについての話でした。
以前の記事http://hoshasen.com/2018/08/07/%e4%b9%b3%e7%99%8c/でも書いたように乳癌は40~60歳で好発する乳腺の上皮性の悪性腫瘍です。ほとんどが腺癌であり、乳管上皮由来のものがほとんどです。放射線感受性は高いです。通常は片側性で外側4分の1(C領域)に好発します。また脳などに早期転移しやすく、腋下リンパ節、鎖骨上リンパ節、鎖骨下リンパ節などへリンパ節転移する恐れがあります。5年生存率はⅠ期で40%、Ⅱ期で60%と高いですがⅣ期で10%となるので、早期発見早期治療が大切です。

デンスブレストにより病変が見つけづらくなるので、乳癌を正確に診断するためにはマンモグラフィに加えてエコー(超音波検査)などが必要があると改めて感じました。

ラジエーションハウス 第2話

ドラマ「ラジエーションハウス」2話の公式あらすじです。

 唯織(窪田正孝)は、甘春総合病院院長の渚(和久井映見)から、放射線科医として働く気はないのか、と問われる。しかし唯織は、医師免許を取ったのは放射線技師として働く上で病気について深く知った方が良いと思ったからだと言って断る。放射線科医とタッグを組めば最高の診断ができるはず、と続ける唯織。その思いを受け止めた渚は、技師として働く以上、周囲に医者であることがばれないように、と釘を刺さした。
ラジエーションハウスの技師長・小野寺(遠藤憲一)は、妻から離婚を突きつけられていたが、それを拒否し続けていた。膝の痛みを訴える少年・健太郎(石田星空)のレントゲン撮影を行った際、離婚したら会えなくなるかもしれない息子のことを思い出す小野寺。辻村(鈴木伸之)とともに健太郎のレントゲン画像の読影をした杏(本田翼)は、成長痛の可能性があるとしてしばらく経過を見ることにする。
一方、唯織と裕乃(広瀬アリス)は、MRI検査にもかかわらず携帯電話を手放そうとしない富恵(宮田早苗)に手を焼く。閉所恐怖症だという富恵は、携帯電話に保存してある愛犬の写真を見せ、一緒じゃなければ入れない、と騒ぎ立てた。そのとき唯織は、かつて杏が捨て犬の手当てをしたことを思い出す。杏がそのときのことを覚えていれば、自分のことも思い出すかもしれないと考える唯織。
富恵は、威能(丸山智己)の機転によって無事にMRI検査を終える。ところが、その間に表につないであった富恵の愛犬が逃げてしまうトラブルが発生。唯織は、後を追って無事捕獲したものの、犬を連れ去ったと疑われ、部長の鏑木(浅野和之)から叱責される。実は富恵は、鏑木が研究費を支援してもらっている金田製薬の会長夫人だった。
健太郎に会った杏は、成長痛のことを話し、心配しないよう伝える。そこで健太郎は、母子家庭で、仕事ばかりしている母・美佐子(中越典子)に構ってほしくて大げさに痛がったことを打ち明けた。杏は、そんな健太郎に「お母さんはどんなに忙しくても、健太郎くんのことを一番大事に思っているはず」と話す。
検査を終えた健太郎は、美佐子とともに病院を出てバスを待っていた。ところがそこで、美佐子が激しい腹痛に襲われて倒れ……。” https://www.fujitv.co.jp/radiationhouse/story/より引用

リ・フラウメニ症候群は遺伝性の癌である、骨肉腫という骨の癌を患うのは、50万人に1人の確率というのがこの回の医学的キーワードであったと思います。
以下のサイトに詳細があります。
http://www.nanbyou.or.jp/entry/2243

ただ、フィルムを用いて病気を判別できたのはすごいと思いますが、今の時代はデジタル化が進んでいるのでフィルム使用の診断はあまり現実的にはないと思いました。

ラジエーションハウス 第1話

4月8日(月)21:00から月9の「ラジエーションハウス」が始まりました。
放射線技師のドラマということもあり、僕の周りの放射線技師の間でも話題になっています。

主演が窪田正孝さんで放射線技師役(五十嵐唯織(いおり))を演じていて、ヒロイン役が本田翼さんで放射線科医役(甘春(あまかす)杏)を演じています。また、専門学校卒の新人放射線技師役(広瀬裕乃)を広瀬アリスさんが演じています。
原作はグランドジャンプの漫画で、脚本は「グッドドクター」などの大北はるかさん、演出は「HERO」シリーズを手掛けた鈴木雅之さんです。

キャストの相関図は以下のようになっています。

第1話のあらすじです。

五十嵐唯織(窪田正孝)は、「写真には必ず真実が映る」と信じている放射線技師。アメリカで最も権威ある放射線科医からその才能を認められた唯織は、帰国後、ずっと思いを寄せている幼なじみの甘春杏(本田翼)が放射線科医として勤務する甘春総合病院に採用される。
22年前、杏は、父親の跡を継いで医者になる夢を唯織に話していた。そのとき杏は、病気を見つけるにはカメラマンが必要だから、世界一のカメラマンになってお手伝いをして、と唯織に告げていた。
初出勤の日、唯織はバスで甘春総合病院へと向かう。同じバスには、唯織とともに採用された新人放射線技師の広瀬裕乃(広瀬アリス)の姿もあった。その途中、バス運転手・天野(春海四方)のわずかな異変に気づいた唯織は、救急車を呼ぶよう乗客に呼びかける。唯織は、駆けつけた救急隊員に、血管造影ができる病院へ搬送するよう指示する。
天野は甘春総合病院に搬送された。受け入れたのは救急担当の整形外科医・辻村駿太郎(鈴木伸之)だ。だが、天野は自力で立てるほど元気で……。
甘春総合病院の放射線科は、科長兼診療部長の鏑木安富(浅野和之)のもと、ギャンブル好きの技師長・小野寺俊夫(遠藤憲一)、男勝りな独身女子・黒羽たまき(山口紗弥加)、軒下吾郎(浜野謙太)、威能圭(丸山智己)、悠木倫(矢野聖人)が放射線技師として働いている。彼らの間では、唯織が病院長・大森渚(和久井映見)の隠し子ではないか、という噂も広まっていた。
唯織は、バスの一件で遅刻しながらも、遂に杏と再会を果たす。ところが杏は、唯織のことなどまったく覚えていなかった。大きなショックを受ける唯織。
そんな折、前夜、唯織が河川敷で出会い、親しくなった菊島亨(イッセー尾形)が甘春総合病院に搬送されてくる。実は菊島は世界的な写真家だった。小野寺たちは、頭痛を訴える菊島の頭部MRI検査を行った。しかし、画像の左上が黒く抜けて欠損していて……。
https://www.fujitv.co.jp/radiationhouse/story/index.htmlより引用

職場の放射線技師と話したりしたのは、「専門卒の放射線技師で広瀬アリスは無理あるよな」、「本田翼可愛いけど演技が下手だなあ」、「初めから適切なシーケンスでMRI撮っていればあんなアーチファクトでないよな」、「あの人数で機械が多すぎる」とか様々でした。
個人的には放射線技師の雰囲気はなんとなく忠実に再現していると思います。

放射線技師からみたら突っ込みどころ満載なドラマだとは思いますが、これからも見ていこうかと思います。

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